マレットジャパンでは6月18日（木）に約4か月ぶりとなるオークションが開催されました。
緊急事態宣言を受けて5月の開催予定を延期しておりましたが、会場では感染拡大防止の取り組みを実施しながらの開催となりました。電話や書面含め多くのお客様にご参加いただき世界的に拡大した感染症の影響も少なく、予想より大変良い結果を得ることができました。また今回ZOOMを用いた入札も試験的に導入し、今後更に在宅でもオークションにご参加いただけるよう新たな取り組みも始めております。
落札価格が高かったものは、世界の市場で既に人気を確立している作家から当社でも取り扱いの少ない作家の希少な作品まで多岐に渡りました。一例の紹介となりますが、国内外の人気が確立している草間の作品は今回も順調な売れ行きで、今後も安定していくと予想されます。

LOT77　草間彌生　木版画【命の限り愛してきた私の富士山のすべて】　
落札予想価格 250万～350万円　落札価格　420万円
LOT120　KYNE　シルクスクリーン【Untitled】
落札予想価格 30万～50万円　落札価格　110万円
LOT163　鈴木治　青白磁「馬」
落札予想価格 50万～70万円　落札価格　310万円

特に会場での競りが大変盛り上がった鈴木治の作品、「馬」は鈴木が生涯取り組んだモチーフであり、状態も非常に良いものでした。落札価格は約6倍に跳ね上がる結果となり、当社で扱ってきた同作家の結果の中でもトップクラスの価格となりました。
オークションから数日でアフターセールも10件以上成約となっており、引き続き多くのお客様からご注目頂いております。
次回のオークションは9月を予定しております、当社では出品作品を随時受け付けておりますので査定依頼等お気軽にお問合せください。